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[レビュー]Synology DS918+を使用してみて

目次

Synology DS918+

DS918+の特徴

Synology DS918+は個人利用だけでなく、中小規模のビジネスように設計されていて、ハードウェアエンコーダーにより暗号化が可能です。ハードウェアーでH.265/H.264 4Kビデオを同時にトランスコードできCPUにIntel Celeron J3455を搭載しています。
CPU:クワドコア1.5 burst up to 2.3GHz
メモリー:4GB DDR3L(最大8GB)
のNASです。

NASとは

NASとは簡単言うとネットワークで接続する外部ハードディスク(HDD)です。一般的に外付けHDDと言うとUSB名などでパソコンと1対1で接続しますがNASの場合は複数のパソコンからアクセスしてデータを編集します。ネットワークに接続することによって機種や設定にもよりますが、同一ネットワークだけからのアクセスでなく、外出先からのデータを共有する事が可能です。

多機能なNAS

このSynology DS918+はデータを保管するファイルサバーとして機能するのでなくOSとして機能し、はじめっからインストールされているアプリだけでなく、追加でアプリをインストールすることにより機能が拡張していくのが特徴である。
極端な話、DS918+のOS中にさらにLinux系やWindows系のOSをインストールする事が可能である。
さらに専用のOfficeソフトもインストールする事ができる。通常のOfficeアプリは1つのファイルを同時に編集する事は通常不可能だがネットワーク専用の専用アプリを使って1つのファイルを複数で編集する事が可能になります(注:Synolog専用のSynology Officeです)。
さらに企画をクリアーしたネットワークカメラの管理(台数によっては別途ライセンスが必要)と保存が可能で監視カメラのデータ保管庫として使用できます。

実際に使用している構成とやっている事

本体の選択で考えた事

値段が高い製品はそれなりに性能がいいのは当然ですが、どこまでの性能が自分位必要かで選ぶ製品が変わってきます。場合によっては、性能を妥協しなくてはいけないケースも生じます。
HDDの搭載できる台数でも大きさと値段が変わってきます。1台・2台・4台・5台・・・。
今回は仕事に設置を目的として、最大の目的は仕事のデータと保存と安全性。ついでに個人のデータも別に保存できると理想と考えました。欲を出してクラウドサービスみたいなこともやって、使用してるパソコンとリアルタイムに同期したいと言う思いがありました。
例えばOneDrive DropBoxみたいな感じに使用したい。
仕事で使うならデータの安全性も無視できません。そのため1台のHDD搭載機種は削除となります。
次に複数の人がアクセするのとデータのアクセス速度を考えるとCPUとメモリーの関係が重要と考えました。過去にBuffaloのNASを使用した時にCPUの違いによるアクセスの速度の違いを実感していたからです。
そのためCPUはIntel製のCeleronが選択肢になります。ただCeleronのCPUを搭載するとなると値段がかなり上がって割と上位機種となります。
そうなるとSynologyですとPlus(+)シリーズとなってしまいます。
次に着目したのがRAIDの機能でRAID1かRAID5ができる機種と考えたのとHDDが故障した場合のアクセスのしやすさを考えると、DS718+かDS918+となります。
妥協してDS218+が対抗馬となります。

DS718+とDS918+の値段を比較するとDS918+の方が値段は高いですが、性能差(差額のメモリーをつかした時の価格などを考えて)を考えるとDS918+がコスパは高くなります。
最後に残ったがDS218+とDS918+がすごく悩みました。個人で使うならDS218+で十分な性能です。24時間動かすことを考えると電力が安いDS218+は魅力です。
最終的にはDS918+を購入しました。それはHDDの容量が足りなくなった時の拡張を考えるとDS218+は全てHDDを変更する必要があります。しかしDS918+はHDDを1〜2台(構成により)変更すれば容量をあげる事ができます。

HDDの構成

DS918+自体割と高額です。出来るだけHDDの予算を下げたいのが現実です。
WDのBlueの4Tが2台あったので無理にいきなりHDD4台必要なRAID5から始めるのでなく2台のRAID1から始めるのも手ですが、複数の従業員がアクセすると考えると無理してでもRAID5にすようと信頼性がWD Redの4Tを2台追加購入することにしました。
DS918+は容量の違うHDDでもRAIDを調節する機能がありますのでメーカーや容量も違っても大丈夫です。
同時期に買ったHDDは同時に壊れる可能性があるのとBlueを使っているので別の外付けHDDで重要なデータをバックアップする必要があるので、余っていたHDD1代用のHDDケースを用いて2GのHDDでBackupをしています。
容量が少なすぎるのでは?は気がつく方がいると思いますが、私はMicrosoftのサブスプリクションのOfficeを契約しているので1TのOneDriveが付いてきています。そのためそちらにもバックアップを取っています。このデータは容量が大きいためパソコンとは同期させずNASで同期させる設定をしています。
(2019/7/3の段階でWDの6Tが大分やs区なってきているのでオススメです。安全性はRedがおすすめですが、Blueでもバックアップを取るなら十分です。)

使用した感想

定期的にHDDの診断を自動で行なったりBackupの設定をしています。完了したらメールで結果を知らしてくれるので、怪しいHDDは壊れる前にある程度は把握できるのがすごく安心感があります。
仕事をしていない夜にDS918+がデータの整合性とBackupを行なってくれます。非常に便利です。
別途Synologyのルータを使用してVPN-SSLを設定しているので外部からアクセスする時の安全性も保っています。
DS918+はLANポートが2個あるので、複数のアクセスに関してもある程度耐える事が可能です。
あまりにも便利なので同じ機種を自宅用として購入しました。
監視カメラの監視の管理とデータ保存として使用して常時HDDの書き込みがありますが、データのアクセスのためDS918+を呼び出しても全く速度が落ちる事がないので、M.2を追加する必要がありません。
メモリーも2GBくらいなので4GBあるDS918+で余裕です。
試しに仮装OSをインストールすると4GBではきつかったですが、それ以外の使用では本体のみで十分対応できます。

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この記事を書いた人

昔から機械やパソコンいじりが好きでした。学生時代は趣味として没頭していましたが、段々と時間を取ることが難しくなってきました。でも好きなことは好きと言う事でこのブログを立ち上げました。

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