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新品ノートパソコンの選び方

「スマートフォンがあるから、ノートパソコンはいらないや」と考えている方もいるかもしれません。

しかし、まだまだスマートフォンではできない(又はやりにくい)操作も多いのです。

ノートパソコンというと、「性能がデスクトップパソコンよりも低そう」と感じる方もいるようですが、きちんと用途や目的を明らかにしてから買えば、「ノートパソコンだと作業が遅い」、「ノートパソコンは容量が少ない」と感じることなく、あなたにピッタリの商品を選べるようになるでしょう。

そこで今回は、ノートパソコンの選び方をご紹介します。

目次

ノートパソコンのサイズの種類

一言で「ノートパソコン」と言っても、サイズは様々です。

ノートパソコン=A4くらいのサイズ、というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、最近は手のひらに乗るくらい小さい「モバイルパソコン」という商品もあるくらいです。

一般的には、ノートパソコンには以下のようなサイズがあります。

 A4 サイズ(据え置き型)

ノートパソコンの中でも比較的大きなサイズのもの。

重量でいうと2キロ前後のものが多く、持ち運びはしにくいです。

しかし、性能が高く、画面も大きいため、操作性は他のノートパソコンよりも高いと言えるでしょう。

 B5 サイズ(軽量2スピンドル)

B5サイズのノートパソコンは、先ほどのA4サイズよりも一回りほど小さいサイズです。

機能とサイズのバランスが良く、持ち運び、外出先で使うのにも向いています。

モバイルサイズ

モバイルサイズは、ノートパソコンの中でも一番サイズが小さいものを指します。

中には重量1kgをきる製品もあるため、持ち運びには最適。

ただしその分、性能が他のノートパソコンよりも低いことが多く、画面が小さいため、操作性が劣るといった面もあるので、注意が必要です。

なお、メーカーによってはノートパソコン自体のサイズではなく、液晶画面のサイズを表記していることもあります。

メーカーや商品によってサイズ表記は違うので一概には言えませんが、目安としては、以下のように挙げられます。

  • A4 サイズ: 液晶画面15型以上
  • B5 サイズ: 液晶画面12型 〜 14型
  • モバイルサイズ: 液晶画面 11型以下

数字でサイズや重さを知っただけでは、持ち運びできるかどうか悩む方もいるでしょう。

そのため購入前に詳細の記載されている、どのくらいの重さ・サイズなのかを抜かりなくチェックしてください。

用途別!ノートパソコンの選び方のポイント

パソコンを買うとなると、様々な専門用語が目に入り、「あれ?どういう意味なんだろう?」、「結局どれを買えば良いの?」と混乱してしまう人もいるかもしれません。

そこでここでは、ノートパソコンの用途別にオススメの性能をご紹介します。

ここに書かれている性能を基準にして選べば、あなたに最適なノートパソコンを購入することができるでしょう。

【持ち運んで使いたい場合】

  • CPU Core M~Core i5
  • メモリー 2~4GB
  • ストレージ 128~256GB
  • 液晶画面サイズ 13インチ以下
  • 重量 1.5kg以下

【持ち歩かない場合(主な用途はネットとメール)】

  • CPU Celeron Dual-Core~Core i3
  • メモリー 2~4GB
  • ストレージ 128GB

【持ち歩かない場合(主な用途は動画編集やオンラインゲーム)】

  • CPU Core i7
  • メモリー 8GB以上
  • ストレージ 1TB以上
  • 液晶画面サイズ 15インチ以上

OSでノートパソコンを選ぶ

パソコンにはOS(オペレーティングシステム)と呼ばれる処理や出力のシステムがあります。

このOSにも様々な種類がありますが、代表的なものは

  • Windows(ウィンドウズ)
  • Mac OS(マックオーエス)

の二つです。

これらなら、操作がわからないといった際にも、インターネットで検索すれば、ほとんどの解決策を見つけることができます。

家電量販店で販売されているノートパソコンも、この二つのOSのどちらかであることが多いです。そのため、ノートパソコン初心者であれば、WindowsかMac OSを選ぶことをオススメします。

「でも、WindowsとMac OSなら、どっちを選べば良いんだろう?」と疑問に感じる方もいるでしょう。

基本的な操作は同じことが多いですが、画面のデザインやショートカットキーに少し違いがあります。

主にクリエイティブ業界(デザインや動画編集する人たち)では、Mac OSが好まれる傾向があります。

かといって「デザインをするならMac OSじゃないとダメ」という訳ではありません。

Mac
OSが選ばれる理由としては、デザインや動画編集をする際の使い勝手の良さが挙げられます。

しかし、Windowsでも十分動画編集やデザインはできるので、OSとしてはWindowsの方が主流となっています。

CPU(シーピーユー)とは?

先ほど、ノートパソコンを用途別で選ぶ際に「CPU(シーピーユー)」という言葉を見たかと思います。これに関して、「それって何なの?」と疑問に感じた方も多いでしょう。

CPUとは、簡単に言うと、パソコンの頭脳のようなものです。

CPUの種類としては、Core i7(コアアイセブン)やCore i5(コアアイファイブ)などがあり、末尾の数字が大きいほど性能が高いと言われています。

また、性能と比例して価格も高くなります。

そのため、自身のノートパソコンの用途に合ったCPUを選ぶことが大切です。

なぜなら、インターネットの閲覧やメールが主な用途なのに、高性能のCPU搭載のノートパソコンを買ってしまうと、お金の無駄になってしまうかもしれないからです。

逆に、オンラインゲームや動画編集をしたいのに、予算を抑えて低性能のCPUにしてしまうと、「動画の編集がサクサクできない」、「オンラインゲームが途中で止まってしまう」といった公開に繋がるかもしれません。

そのような失敗をしないためにも下記の目安に従ってノートパソコンのCPUを選んでみてください。

【インターネット閲覧やメールやりとりがメイン】

Celeron
Dual-Core(セレロンデュアルコア)~Core i3

【メールの他、YouTubeなどで動画の視聴もする】

Core
M~Core i5

【動画編集やオンラインゲームも動作をスムーズに楽しみたい】

Core i7

ちなみにCPUを製造しているのは、主に以下のメーカーです。

  • インテル社
  • AMD社

どちらのCPUが良いかについては、一般には両者の違いに気づきにくいため、気にしなくとも良いでしょう。個人向けのパソコンに関しては、インテル社のCPUが入っていることが多いです。

メインメモリーの容量でノートパソコンを選ぶ

パソコンには、メインメモリーという、データを一時的に保存しておく場所があります。

なお、一時的に保存された後は、「ストレージ」という保存場所に移動します。

「なんでこのような作業をするの?」と感じる方もいるでしょう。

理由は、パソコンの動作を速くするためです。

一般的に、処理する速度はストレージよりもメインメモリーの方が速いと言われています。

そのため、いちいちストレージのデータを読み込んで作業するよりも、メインメモリーに一時保存し、そこでデータを管理、作業した方が速いため、このような形式を取るのです。

メインメモリーは、たいてい「GB(ギガバイト)」という単位で表示されており、数字が大きいほど、そのノートパソコンの処理速度が速いと言われています。

個人向けのノートパソコンで多いのは、メインメモリー2GB〜8GBでしょう。

ノートパソコンの使用目的が、ネットの閲覧やメールだけであれば、4GBあれば十分でしょう。

ただし、youtubeなどで動画をたくさん観たいのであれば、8GBのメインメモリーを搭載するノートパソコンも検討してみましょう。

動画を観たり、ゲームをしたりすると、4GBくらいだと動作がカクカクになってしまい、スムーズに動かない可能性もあります。

大容量のデータ編集(動画や大判の印刷データなど)を行う場合は、メインメモリー16GB以上のノートパソコンがオススメです。

なお、CPUと同じく、性能が高くなるほど価格も高くなります。

ネット閲覧に丁度良いくらいの4GBのメインメモリー搭載のノートパソコンであれば、10万円前後、海外のメーカーを選べば5万円前後で購入することもできるでしょう。

ノートパソコンを選ぶ際はバッテリーも重視しよう

ノートパソコンを買う理由として、「持ち運びたいから」、「外出先でも使いたいから」という方も多いでしょう。

そこでチェックしたいポイントが、バッテリーです。

バッテリーはその名の通り、ノートパソコンの電池部分。

バッテリー切れになるとノートパソコンの電源が入らなくなるため、長時間持ち歩くのであれば、バッテリーの駆動時間が長いものを選ぶようにしましょう。

ここで注意点が一つあります。

たとえば、ノートパソコンの説明に「バッテリー駆動時間15時間」と書かれていたとしても、インターネットを閲覧しながら、15時間まるまる使えるという訳ではありません。

特に作業をしていない状態であれば、15時間保つということなので、インターネットを見ていたり、音楽を聴いていたりすれば、その分早くバッテリーは消耗します。

そのためバッテリーは、書いてある駆動時間×0.7時間を目安にしておくと良いでしょう。

また、ノートパソコンのバッテリーは消耗品とも言われています。

経年劣化により、駆動時間が短くなることもあるので、頭に入れておくことをオススメします。

なお、「外出先で、できるだけ長く使いたい!」という方は、予備のバッテリーを買うのも良いでしょう。

ネットショップや家電量販店などで買うことができます。

ただし、全ての機種に予備のバッテリーがある訳ではありませんので、注意が必要です。

長時間使用したい場合は、ネットショップの問い合わせで「予備のバッテリーがあるかどうか」を確認してから購入するようにしましょう。

ノートパソコンのストレージの選び方

ノートパソコンといっても、人によって使い方は様々です。

オンラインゲームをしたい方や、動画編集をしたい人。

そのほか、「メールと資料作成するだけだから、低性能のノートパソコンで良い」という方もいます。

このように、用途も様々なので、それに合わせたストレージを選ぶ必要があります。

ストレージとは「貯蔵」という意味で、ノートパソコン内のデータを長期的に保存する場所です。

ストレージには主に

  • HDD (ハードディスクドライブ)
  • SSD (ソリッドステートドライブ)

の二つがあります。

どちらにもメリット、デメリットがあるため、自身の好みに合わせてノートパソコンを選ぶことをオススメします。

一般的に、

  • HDD 容量が大きく、SSDよりも安価
  • SSD 作業音が静かで、処理速度が速い

といった特徴があると言われています。

外出先でノートパソコンを使用することが多いのであれば、周りへの騒音も考慮してSSDのものを買ったほうが良いかもしれません。

ただし、HDDよりも費用が高くなる場合が多いので、注意が必要です。

なお、ストレージの容量に関しては、ネット閲覧が主な用途であれば、128GBあれば十分でしょう。

「動画編集や音楽制作もしたい!」という方は、ストレージ1TB以上のノートパソコンをオススメします。

光学ドライブは?

ノートパソコンには、元々DVDドライブ(DVDを読み込む場所)などの光学ドライブが付いているものと、付いていないものがあります。

光学ドライブとノートパソコンが一体になっていた方が、使い勝手が良いと感じる方も多いかもしれませんが、重量が増えるので、持ち運びにくくなってしまうこともあるのです。

そのため、「持ち運びたいから、とにかく軽いノートパソコンが良い」という方は、DVDドライブやブルーレイディスクドライブが付いていないものを選ぶようにしましょう。

「でも、光学ドライブが付いていないと、DVDは観れないの?」と疑問に感じる方もいるかもしれません心配する必要はありません。

外付けのDVDドライブは、家電量販手やネットショップで数千円で購入することが可能です。

これをUSBケーブルでノートパソコンに繋げば、DVDを観ることができます。

まとめ

今回は、ノートパソコンの選び方をご紹介しました。

目的別には、以下のようになります。

【持ち運んで使いたい場合】

  • CPU Core M~Core i5
  • メモリー 2~4GB
  • ストレージ 128~256GB
  • 液晶画面サイズ 13インチ以下
  • 重量 1.5kg以下

【持ち歩かない場合(主な用途はネットとメール)】

  • CPU Celeron Dual-Core~Core i3
  • メモリー 2~4GB
  • ストレージ 128GB

【持ち歩かない場合(主な用途は動画編集やオンラインゲーム)】

  • CPU Core i7
  • メモリー 8GB以上
  • ストレージ 1TB以上
  • 液晶画面サイズ 15インチ以上

ノートパソコンの中には、性能により2キロをゆうに超えるものもあります。

「持ち運びたいからノートパソコンを買ったのに、重すぎてカバンに入らない」

といったことにならないためにも、重さやサイズは特に確認しておきたいですね。

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この記事を書いた人

昔から機械やパソコンいじりが好きでした。学生時代は趣味として没頭していましたが、段々と時間を取ることが難しくなってきました。でも好きなことは好きと言う事でこのブログを立ち上げました。

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