パソコンを買う際に、店員さんに勧められることが多いのが「メーカーサポート(保証)」です。
パソコン初心者の方が不意の事故で水をこぼしてしまったり、突然電源が入らなくなったというパソコントラブルは多いのでメーカーサポートはおすすめなのですが・・・
「メーカーサポートに入ったんだから、何でもしてくれるんでしょ?」
「無料で修理してくれるんでしょ?」
と勘違いするのはやめましょう。
メーカーによって、サポートの範囲や無償修理の条件も違うため、パソコンを買う前にしっかりチェックしておくことが必要です。
無償サポートと有償サポートの違いとは?
ほとんどのメーカーでは、無償サポートと、有償サポートを受け付けています。
両者の違いは主に、費用と対応範囲です。
お金を出している分、有償サポートの方が対応範囲が広いのが特徴。
有償サポートでは、たとえば、
- パソコンの初期設定時に、家まで来て対応してくれる
- 事故や盗難でパソコンが使えなくなった場合に、代わりのパソコンを貸してくれる
といったサービスを受けることができます。
また、無償サポートの場合は大抵、適用期間が1年間ですが、有償の場合は数年以上サポートしてくれます。
メーカーによってサポート期間は変わってきますが、富士通やNEC、東芝などでは6~7年間ということが多いです。(パソコンの機種によって変わってきます)
料金に関しては、メーカーによって違うため、購入する前にサイトで確認しておくと良いでしょう。
支払い方法に関しては、パソコン本体購入時にサポート料金を支払う場合と、月額で支払う場合があります。
パソコンの有償サポートに入る必要が無い人
パソコンのサポートに関しては、購入時に「店員さんに勧められたから、有償サポートに入ってしまった」という方も多いようです。
そして、そのような人の中には「結局1回もサポートを利用しなかった」という人も。
そこで、お知らせしたいのが
- パソコンにある程度詳しい人(ネットの検索が得意な人)
- 短期間でパソコンを買い換える人
は有償サポートに入る必要があまり無いということです。
それでは、詳しく見ていきましょう。
パソコンにある程度詳しい人(ネットの検索が得意な人)
パソコンに起こるトラブルは、「全世界であなたが初めてのトラブル」ということは少ないでしょう。
そのため、インターネットで検索をすれば、解決方法が見つかる場合が多いです。
たとえば、キーボードで「かな入力」ができなくなった場合は、Google(グーグル)などの検索エンジンを利用して、
「パソコン かな入力 できない」と検索すれば、解決方法が掲載されているサイトが見つかるでしょう。
そこで知識をつけて、できそうであれば自分で解決し、無理そうであれば、近所の修理店に持っていく、という行動ができる人は、特に有償サポートに入る必要はないでしょう。
短期間でパソコンを買い換える人
パソコンを買う人の中には、「パソコンは消耗品」と考えて、短期間で買い替えをする方もいます。
最新機能に惹かれて、1年ごとにパソコンを買い換える人もいるほどです。
そのような場合は、数年単位の有償サポートに入る必要は無いでしょう。
無償でも1年のメーカーサポートがつく場合も多いため、パソコンを消耗品と割り切るなら、故障した際のこともあまり考えなくとも良いかもしれません。
まとめ
今回はパソコンの
- 無償サポートと有償サポートの違い
- 有償サポートに入らなくていい人
をご紹介しました。
「念のために…」
「勧められたから断れなかった」
という理由で有償サポートに入る方もいますが、中には「全く利用しなかった」という方もいます。
そのため、自身には必要かな?としっかり問いかけてから、サポートの種類を選ぶようにしましょう。
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